脱保湿(ヒルロイド)を始めて約8ヶ月ほどが経過しました。
私自身、脱保湿はアトピーの治療に効果的だと思っています。
以前は朝晩とヒルロイドを使っていましたが、やめてみるととんでもないことになりました。
以前も脱保湿の記事に書いていますが、ガサガサですごい乾燥状態になります。
保湿剤が無いと顔の形が変わるくらいつっぱって化粧水などでは乾燥を抑えられないレベルでした。
しかし、8か月も経つとだいぶ回復してきたのを本当に実感します。
私が脱保湿が有効だと思うのは、やはり本来の肌の機能を取り戻せるからです。
ヒルロイドがないと、乾燥が止まらず顔が真っ白になると言うのも、本来の健康状態からかけ離れていると思うからです。
生まれた時や中高生の時は保湿剤が無くても肌は健康だったはずなのです。
やはり、保湿効果が高すぎるヒルロイドの能力に肌が依存してしまっていたのだと思います。
東京に住み始めてからは、都会特有の乾燥や空気の汚れでアトピーが悪化した結果、ヒルロイドに頼り切ってしまった節があります。
ようやく保湿依存から脱出できそうです。
その反面保湿剤を使っていなかった体の部位のアトピーはまだ続いているので保湿そのものでアトピー自体が改善するものとも思っていません。
なので、あくまでも有効なのは「顔アトピー」かなと思っています。
それでは参考までに顔アトピーの脱保湿の効果について、10か月経過した部分を踏まえて紹介したいと思います。
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脱保湿10か月目
ステロイドの使用回数はゼロ
脱保湿を始めてステロイドはほぼ使用していません。
ほぼというのも、顔アトピー自体がストレスのせいで悪化してしまうこと自体はありました。
乾燥肌は治りつつあるものの、炎症が悪化すると生活に支障が出てしまう事も多々あります。
なのでプロトピックを3回くらいは使用することがありました。
プロトピックの危険性も理解しつつですが、ステロイドを使うビニール肌になってしまうので、どちらかと言えばステロイドを使わない方を優先します。
また、毎週のように使っているわけでもないので、そんなに心配しなくてもいいと思っています。
脱保湿4か月目の記事で化粧水でカバーできると書きましたが、症状が一度悪化すると少しぶり返すようです。
ただ10ヶ月ほど経過すると日常的に炎症が起こるわけではなく強いストレスなどを感じた時だけになりました。
正社員からフリーランスエンジニアに転向してからはストレスは減ったと思います。
ストレスこそが一番の大敵のような気がします。
湿気の多い地域では完全に回復
沖縄や離島などの、湿気の多い地域に行くと完全に化粧水も不要になりました。
お風呂からあがっても外の湿気で乾燥肌が潤うようです。
都会は建物や乗り物の中で、空調が効いているためどうしても乾燥しやすいです。
旅行先などでは化粧水を持って行かなくても大丈夫なくらい乾燥しなくなりました。
これは脱保湿を開始した時期と比べたら、かなりの変化で嬉しいです。
乾燥するときも、うっすら白くなっているくらいで遠目では乾燥しているのも分からないくらいです。
ただ、まだ完全には乾燥肌は解消していないですね。
肌触りがまだザラザラしていたりするのでワセリンなどの油分を与えるとかなり効果的でした。
ワセリンは保湿ではなく油分なので、脱保湿にはぴったりだと思います。
あと少しで1年経つので、ワセリンも不要になったら嬉しいですね。
顔の部分によって回復度が違う
額や頬はかなり乾燥しなくなっていますが、特定の部位はやはりまだ少し乾燥しやすいです。
以前も紹介したかもしれませんが、「口周り」「顎」「眉」です。
ここら辺はストレスなどでアトピーの症状が未だに発生しやすい部位です。
特に「口周り」は髭を剃る関係上肌にダメージを与えやすくて回復が遅いと思います。
特に唇と顎の間はかなり回復が遅く、たまにひび割れたりします。
髭を剃らずにクライアントに会うなど出来ないので、どうしてもここは我慢する必要があります。
また、「顎」と「眉」に関しては理由は同じだと思います。
どちらも骨に近いため元々炎症が起こりやすいので回復に時間がかかっています。
ただし、眉も顎も注視しなければそんなに目立つわけではありません。
眉毛に炎症が隠れていたり、顎は角度によっては乾燥が見えないのでそんなに苦にはなっていないです。
日焼けも効果あったのかもしれない
私の中で今は旅行ブームなのですが、その分日差しを浴びる時間が増えました。
日焼け止めを塗りますが、それでも焼けることは焼けます。
日焼けは肌には良くないイメージですが、そもそも肌が強ければ日焼けしても大丈夫だと思っています。
もしかすると日焼けで少し肌が強くなっているのかもしれません。
アトピーが重症で日焼けをしたら、大変なことになるかもしれませんが、焼けても大丈夫なくらいに回復しているのではないかと思っています。
また、焼けることで代謝したりして強くなっているのではと感じます。
海に入っても海水が浸みることもなく、快適に泳げています。
海水自体が肌に良いという説もあり個人的にはそのような感覚です。
海に行ってから肌が荒れたとこもなく、痛くて辛かったこともありません。
もちろん、炎症で汁が出ている状態で入るのはかなり痛いとは思います。
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最後に
脱保湿10か月後はかなり乾燥肌が回復していました。
回復の遅い部位が、もう少し良くなってくれればと思います。
やはり治りやすい部分と治りにくい部分があるのは仕方ない事ですね。
マリンアクティビティも、適度な運動になり運動不足の解消や代謝に良い効果を与えていくれていると思います。
せっかくなら楽しく治していけるのがいいですね。
では次は1年経過したあとに記事にしたいと思います。