人間関係に嫌気がさしている人も多いのではないでしょうか。
世の中、様々な価値観や性格の人がいるため必ずしも全員と理解しあえるわけではありません。
それが学校、職場、家族、友人など特定の環境だけで嫌になってしまっている人もたくさんいると思います。
人間関係ほど難しい関係はないかもしれません。
そして人間関係に嫌気がさし過ぎると人間自体が嫌いになってしまいます。
「ただ平和に過ごしたいだけなのに…」と思ってしまう人もいるでしょう。
残念ながら他人の気持ちや平穏を鑑みずに自己中心的に行動する人は必ずいます。
また一つの大きなきっかけで深く心に傷を負ってしまう人もいるでしょう。
人によって積み重ねられたストレスによって人間が嫌いになる事もあれば、一度の大きな裏切りなどで人間不信になる人もいるでしょう。
そこで今回は他人とのコミュニケーションが嫌いになってしまう理由を紹介したいと思います。
ここで言いたいのは、コミュニケーションを積極的に取らない人や取らなくなった人の気持ちを知って欲しいからです。
そして人間嫌いの人に少しでも共感できる部分があれば理解して欲しいと思います。
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Contents
人間やコミュニケーションが嫌いになる理由
価値観の押しつけによる否定
人間やコミュニケーションが嫌いになる理由として、価値観の押しつけがあります。
「自分の考え方が絶対的に合っている」と思い込んでいる人は、他人の考え方を自分の意見で否定します。
価値観などは当然ながら人それぞれ、絶対的な正解はありません。
頭の悪い人間は自分の価値観を他人に押し付けて自分が正しい事を証明したがります。
他人に無理やり同じ考え方を押し付けて、相手がその通りに行動したら「自分が正しい」と思い込みます。
しかし押し付けられる側は一方的に、理不尽に否定されているだけです。
自分が同じことをされるとさらに逆上しますが、優しい人や気が弱い人には一方的に価値観を押し付けるでしょう。
頭ごなしに否定されるのは誰だって嫌なはずです。
こういった価値観の相違を受け入れられず、無理強いされるのは人間関係が壊れます。
またこういった人とは関わりたくなくなるためコミュニケーションを取りたいと思わないでしょう。
他人都合でスケジュールが狂う
職場で一番多いと思いますが、人間関係があると他人のせいでスケジュールが狂う事があります。
急に無茶振りをされたり、望んでもいないのに「余計なお世話」で時間を撮られてしまう事もあります。
自分ひとりであれば、簡単に出来ることも他人の干渉のせいで計画が狂ってしまう事もあります。
他人のせいで自分に迷惑が被ると他人との関わりを絶ちたいと思います。
世の中ですが無駄な「協調性」や「同調圧力」が多すぎるのです。
パワハラ・モラハラまがいの振る舞いをする人間と「良好」な関係など築けないですし、会社の飲み会だからと言って全員が好きなわけではありません。
他人のために何かを頑張る事は素敵な事ですが「一方的に」押し付けたり相手の事を考えずに干渉するのは嫌われて当然です。
相手にも生活や趣味など多くの都合があるのにも関わらず他人の都合で迷惑をかけるのは論外です。
迷惑をかけてしまうのであればきちんと「誠意」をもってお願いするべきです。
相手が歳下であれ歳上であれ、人間関係に「誠意」がないと尊敬も謙遜も生まれません。
自分の事しか考えてない大人が多い
東京に住んでいればよく分かりますが、自分の事しか考えていない人が多いです。
もちろん、他人との関係を絶つのも「自己中心」な行動ですが、どちらかと言えば「防衛本能」に近いです。
人間が嫌いになってしまえば、人間関係はストレス以外の何物でもないので「連絡を絶つ」ことがストレスを無くすための手段だからです。
自分の事しか考えていない大人とたくさん接することで人間が嫌いになってしまう事もあります。
マナーの話で言えば、電車に乗る時に列に並ばずに簡単に横入りする人もいます。
仕事などでミスした際に、他人のミスは必要以上に責め立てるのに自分がミスした時にはヘラヘラ笑って済ませている人もいます。
大人にもなって子供のような振る舞いしか出来ない人が非常に多いです。
このように大人にも関わらず精神的に未熟な人たちと接するとまともな人は疲弊していきます。
優しい人ほど、被害を被りやすいのが大人の世界です。
優しい人は他人に気を使ったり配ったりしますが自己中心的な大人は自分の事しか考えず相手の気持ちを考えることが出来ません。
一方的に傷つくだけの関係は人間嫌いになるきっかけでもあると思います。
騙す人や他人を利用する人がいる
人間の一番悪い部分は、一方的に相手に損害を与える人が存在する事です。
犯罪も含めて人間は悪事を働く人が必ずいます。
人間嫌いの原因がこういった犯罪や犯罪まがいの行為によるものもあるでしょう。
自分が得をするために他人を騙す人に出会うと人間が嫌いになります。
不動産投資などには特に多いです。
騙されていなくても、騙された人の話を聞くだけで「人間は信用できない」と感じます。
人間社会だからこそ、感じるもっとも邪悪な部分です。
犯罪まで行かなくても他人を利用したりする人は数多く存在します。
そして、周囲の人間のほとんどが「信用できない」と感じると完全に人間嫌いになります。
もし加害者側が「利用なんかしていない」と言っても無駄です。
むしろ「なぜそう思われたのか」をきちんと考えて行動しないと何も解決しません。
生活を犠牲にしないといけない
人間関係で生活を犠牲にしないといけない人は人間が嫌いになってしまいます。
人付き合いも完全に絶ってしまうのは難しい社会です。
完全に友人や家族などと縁を切ろうと思うと、簡単にはいきません。
家族や親せきなど様々な付き合いのために時間を多く消費する人もいます。
休日全て家族のために時間を使ってしまう人もいるでしょう。
個人の時間ややりたいことが出来ないのはかなり苦しい事です。
子育てなどは生活自体が楽しくなることが多いですが、それでもマタニティブルーで苦しむ人もいます。
誰かのために生活を犠牲にする事で、それが血縁者であれ友人であれ同僚であれ辛い人にとっては辛いものです。
人間は逃げ場を失うのが一番危険な事です。
人間関係を絶つことで逃げることが出来るのであればそうするべきでしょう。
切られた側も無理に近寄らない方が良いです。
人付き合いの多さに疲弊して人間が嫌いになってしまったら、そっとしておいた方が良いと思います。
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最後に
人間が嫌いになる理由を紹介してきました。
他人のせいで一方的に迷惑を被るのは、少なくとも「協調性」があるとは言えません。
本来の「協調性」とはお互いを尊重して問題を起こさずに物事を進めていく事だと思います。
一方的な命令や価値観の押しつけをするのはコミュニケーションでも何でもなく相手をただ攻撃しているだけです。
残念ですが筆者にとって「猫や犬やイルカ」の方が同じ哺乳類で優しい存在です。
彼らは人間の見た目などで差別もしなければ、相手の痛みを理解していれば一方的な攻撃はしてきません。
パワハラやモラハラ、価値観の押しつけ、自己中心など迷惑で害をなす人はたくさんいます。
人間こそが地球上でもっとも邪悪な生き物だと言えるでしょう。