こんにちは。
アトピーの完治について調べてみると「脱保湿」で完治した言う人が少なからずいます。
この「脱保湿」ですが有効だった話もあれば「保湿すべき」という話もあります。
また、その中間のような話もあると思います。
例えば、炎症がある場合は「脱保湿は関係ないから保湿して直すべし」のような話です。
ただ先に言っておくべきことは脱保湿をすると猛烈に肌が乾燥するので人前に出る機会が多い人は実施するのが難しいという事です。
落屑なども一定のサイクルで起きるので、会社員だと尚難しいです。
私がそうなので、タイトルの通り「プチ脱保湿」を実施してみました。
今回はその「プチ脱保湿」の内容と効果についてご紹介したいと思います。
いきなり脱保湿して生活するのは難しいですが今回紹介する方法であれば安全に実践できると思います。
それではご紹介していきたいと思います。
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Contents
プチ脱保湿の内容
朝は保湿して夜は保湿しない
まずプチ脱保湿と勝手に読んでいますが、「プチ」と書いた通り完全には脱保湿をしません。
朝は保湿して夜は保湿しない形で継続しています。
この朝と夜の対応については簡単な話です。
朝は出社前にシャワー浴びるため保湿して乾燥を抑えるためです。
会社に行って皮膚をペラペラ落としまくるのも嫌ですし、会社では人と顔を合わせます。
自分の粉吹き顔を人に見られるのが嫌じゃない人の方が少ないでしょう。
なので人前に出る時は肌を乾燥させないようにします。
夜は寝る前のシャワーもしくは洗顔なので誰とも会う事がありません。
アトピーがストレスになる理由として、やはり見た目に大きく症状が出てしまう事があります。
なので、人と会わない時は乾燥させておくと肌の再生がだんだん強くなってきます。
完全に脱保湿しないから安全
完全に脱保湿をしようとすると、急激な乾燥を長い期間耐える必要があります。
本当の脱保湿を目指すのであればそれでも良いでしょうが、仮にアトピーが悪化してしまったら一気にリバウンドしそうです。
しかし保湿と乾燥を交互に繰り返すので段々と順応して慣れていきます。
実際に実践していると分かりますが、徐々に夜の脱保湿時に剥がれる皮膚や乾燥が少なくなってきました。
つまり、乾燥に強くなってきた証だと思います。
始めのうちは乾燥による肌の張りや皮膚の剥がれ方が激しかったですが、今は通常の乾燥と同じで触ればザラザラする程度です。
一気に脱保湿をするのが怖い人はやはり保湿と脱保湿を半々でやって徐々に慣れさせる方が良いと思います。
最初に書いた通り、人前に出る場合は一気に乾燥させるのはストレスになりやすいと思います。
1か月くらい休める人であればそれで良いかもしれませんが人前に出る人はなるべく見た目を崩さない方法を実施した方がストレスがないと思います。
ステロイドもプロトピックも使わない
プチ脱保湿ではステロイドもプロトピックも使用しません。
私の場合は脱ステというより、そもそもステロイドをここ数ヶ月は使っていなかったので無用でした。
プロトピックは使用頻度が増えてしまい、今回プチ脱保湿をする原因になっています。
プロトピックは顔の赤みに効果的ですがプロトピックがないと赤ら顔になってしまうのがよろしくないです。
薬に依存して生きていく事は避けたかったため、プロトピックもよほどの緊急時のみ使用する目的にしました。
今のところ、プチ脱保湿を始めてからは一度も使用していません。
あくまで自然治癒力を向上させることが目的なので激しい炎症が無い場合は乾燥させておきます。
薬も便利ですが使わずにいられる事の方が重要です。
薬からの脱却も目的の一つです。
出来れば運動も一緒に
脱保湿で一番苦痛なのがやはり皮剥けです。
乾燥によって顔や首など、元々保湿していた場所はかなり激しく乾燥します。
夜だけの脱保湿ですが朝保湿する分、反動が強い事もあると思います。
私の場合はジョギングを実施して汗をかくようにしています。
ちなみにですが、この「プチ脱保湿」と「運動」はぜひセットで実施することをお勧めします。
その理由は以下です。
- 乾燥した皮膚が汗で自然に剥がれる
- 基礎的な体力が強化できる
- 代謝が良くなることで乾燥状態が緩和されていく
やはり乾燥して剥がれてくる皮膚は気になってしまうので、人によっては爪で掻いてしまう事もあるでしょう。
しかし、汗は体の内側から出てくるので自然に不要な皮膚を洗い流してくれます。
また、基礎的な体力の向上で単純に免疫力もあがります。
そして代謝が良くなると、肌の再生も早くなるので、乾燥も皮膚のライフサイクルと考えた時にその再生工程が早くなります。
汗をかきながら脱保湿する事で肌の強化を早めることが出来ます。
スポーツでもジョギングでも良いですが、運動を合わせてする事は絶対的にお勧めです。
運動不足での免疫力低下では脱保湿をしても炎症が悪化することもあるのではないでしょうか。
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プチ脱保湿の効果
3ヶ月継続した結果
3ヶ月ほどここまで書いた「プチ脱保湿」を実施してきました。
現在進行形なので、もちろん明日も明後日も続けていきます。
効果としては実際に肌が強くなったのは間違いないと思います。
前よりニキビなども出来にくくなりましたし、プロトピックに頼りきりだった赤みも前よりは薄くなっています。
おそらく脱保湿よりも運動の効果の方が強そうですが、保湿剤なしでも肌が突っ張るほど乾燥しなくなったのも事実です。
また、炎症箇所は未だに皮膚が剥がれてきますが前よりは回復が早いです。
以前は汁などが出てしまい、ティッシュで拭いたりしていましたが傷口がすぐ閉まるようになりました。
また、炎症が起きていても肌を突き破らずに終息する事もあります。
まだ、カサカサ感はありますが肌の色などは改善している傾向にあります。
薬は使わなくなったことで節約効果
ステロイドもプロトピックも、「プチ脱捨て」してから1度も使用していません。
また保湿も1日1回になったので保湿剤の使用量も減りました。
以前は3ヶ月に1回は皮膚科に通っていますが、今のところ行く予定もありません。
炎症が起きにくくなったり治りやすくなったことで薬代も使わずに済んでいます。
ただ、顔や首には効果がものすごくあるのですが、体のアトピーだけ治りがおそいのが気がかりです。
元々体は保湿していなかったので、脱保湿では改善は難しいのだと思います。
やはり脱保湿自体がアトピーを完治させるとは私は思えません。
実際保湿していない部位で発症と回復を繰り返しています。
しかし薬は使っていないので問題ないと言えばそうですが…
顔には効果的なので見た目はかなり改善されたのでこのまま継続してはいきたいと思います。
乾燥はまだする
乾燥の症状ですが、やはり保湿と脱保湿を繰り返しているので、まだ皮膚が剥がれることが多いです。
といっても部分的な感じで、顔や首全体が乾燥する訳ではありません。
眉頭や顎など骨に近い肌が乾燥しやすい状態が続いています。
これは脂肪や筋肉薄い部分に症状が出やすいのと一緒だと思います。
関節なども痒みが出やすいですし、体のつくり上回復するにはもう少し期間が必要なようです。
しかし乾燥の強さは弱まってきているので保湿剤なしの状態まで持っていけたら嬉しいです。
実際にきちんと脱保湿出来るまではまだまだかかりそうです。
しかし、人と前でストレスを感じない方法をとるためにはこの「プチ脱保湿」しかないのかなと思います。