こんにちは。
2018年の今年、ロシアW杯が開催されました。
この記事を書いている時点で日本代表は何とかGLを突破して決勝T進出を決めています。
ベスト16に入れたのは日本としては大きな収穫です。
8年前の南アフリカW杯での大健闘があったので、ブラジルW杯では大きく期待されましたが惨敗。
しかし、今回はコロンビアに対するリベンジと南米勢をアジア勢が倒す初快挙を同時にやってのけました。
本当に初戦は盛り上がりました。
そこで7月3日に控えたベルギー戦の前にここまでを振り返ってみたいと思います。
個人的な主観と価値観ですがご紹介したいと思います。
少しだけ他国の試合についても書いてみます。
スポンサーリンク
Contents
ロシアW杯 日本代表振り返り
コロンビア戦は初戦で本当に良かった
今大会ですが、ドイツがメキシコに完敗した事を含めて初戦とネームバリューの強い国が苦戦を強いられる結果となりました。
そんな流れもありながらの日本は初戦に前回大会で惨敗したコロンビアが相手でした。
前回大会でブレークしたハメス・ロドリゲスは不調のため先発しませんでした。
そして試合開始5分もせずに相手のDFが一発退場です。
これこそ初戦が鬼門であることを証明するようなシーンだと思います。
あの場面自体は大迫のテクニカルな反転もさることながら、香川のダイレクトシュートを手で止めてしまった以上、レッドカードは妥当です。
意図して出してはいないのかもしれませんが、PKで得点を逃すリスクをはらむことになるので妨害した選手は退場で致し方なしです。
コロンビアの調子が上がる前に仕掛けた結果有利に試合を運べるようになりました。
クアドラードというスピードのある選手もいましたが、ここは長友が上手く対応していたせいか、早めの交代にもなっています。
ここら辺、「クアドラードを下げてくれてラッキー」ではありますが彼一人で打開することは出来ないと判断だったのでしょう。
そこは長友が上手く抑えていたのがあると思います。
結果的には2-1で僅差でしたが初戦だからこそのジャイアントキリングですね。
コロンビアはその後、ポーランドに3-0、セネガルに1-0で勝利して結果的にGL1位で突破しています。
やはりW杯の空気に溶け込む前に相手にプレッシャーを与えられたのが大きいですね。
GKの川島に関する物議
今回の日本代表で大きく話題になったプレーの一つとして「川島選手」が挙げられます。
コロンビア戦のキンテーロのフリーキックからの失点とセネガル戦のパンチングですね。
ここで先に言いたいのは、誹謗中傷などは絶対にしてほしくないといういう事です。
川島選手のWikiなどが荒らされたようですが批判すべきはプレーだけにしましょう。
プレーも本来は批判しないでほしいという人もいますが、プロである以上そこは仕方なしだと思います。
もちろん擁護する気持ちも分かりますが、個人的にはミスを指摘するのは普通だと思います。
擁護しなくてもミスの指摘などはスポーツに限らず当たり前の事でしょう。
川島の特徴としては相変わらずポーランド戦のように「際どいものは止める」タイプの選手です。
ただし、はっきり言いたいのはコロンビア戦のフリーキックの失点は、あれ自体は仕方ないですがゴール後の反応は止めるべきでした。
ゴールラインテクノロジーが導入されたのはとっくに知っていたはずです。
ましてや、スロー再生で「ゴールラインより後ろでキャッチ」を大々的に放映されました。
これで、「入っていないジェスチャー」はさすがに顰蹙を買います。
セネガル戦のパンチングは本人の言う通り「川島のミス」でしかありません。
正直、あれだけ低い弾道をパンチングするGKは見たことがありません。
せめて体を投げ出してキャッチしにいくべきだったでしょう。
と、批判的な事を書いてきましたがこのように「中途半端なもの」は止めきれないのですがポーランド戦のような「際どいもの」はスーパーセーブします。
良くも悪くもいつも通りの印象です。
アジア杯でも過去にニアに寄っていたのにニアを抜かれてゴールされるなど、似たようなことはありました。
今回はW杯という事で尚更目立ってしまっています。
なんだかんだベルギー戦では頑張ってくれるのでは無いかと期待しています。
ルカク・アザール・メルテンス・デブライネが相手なのでどんな際どいシュートが来るか分かりません。
逆にヘンテコなシュートが来た方が危ない気がします。。
スパーサブ本田は若干ドログバ効果
4年前のW杯では、コートジボワールに先制しながらも、ドログバの途中出場から一気に逆転されました。
何より、そのドログバが得点を決めたのではないのが大きな特徴です。
ドログバはその直前にチェルシーでのCL制覇の決勝ゴールを決めて、また長く在籍したチェルシーからの退団を決めた、言ってしまえば去りゆくビッグスターでした。
日本代表はそんなビッグネームを必要以上に警戒した結果、短時間で一気に逆転されました。
そして今回はスタメンには香川が入り、本田はベンチスタートです。
途中出場した本田のパフォーマンス自体は全盛期からはやはり少し劣ります。
しかし結果だけを見れば1ゴール1アシストを記録しています。
2試合の出場でどちらも得点に絡んでいます。
なので、本田自体が批判されたりする事は多いのですがなんだかっけを残しています。
そして、そういった結果と元々の知名度ではやはり日本の本田は相手には脅威に映る事もあると思います。
コロンビア戦のCKも人によっては「大迫が上手かっただけ」であったり「本田以外でも蹴れるボール」と言っていますが「結果を出したのは本田」であることに変わりはありません。
ちょっと大言壮語だったり、批判的だったりして好き嫌いが分かれる本田ですが、結果だけを見るといて良かった存在です。
宇佐美だけはなんとかしてほしいな。。。
ベルギー戦は勝算あり?
次の決勝T1回戦ですが、相手のは今大会屈指のタレント軍団であるベルギーです。
普通に見たら日本の敗戦が予想されるのが普通です。
しかし、個人的にはブラジルなどとやり合いうよりまだ可能性があると思います。
この試合のキーポマンは長谷部とデブライネだと思っています。
デブライネは攻撃力もありますが、非常に総合力が高い選手で今回のベルギーのオーダーではセントラルMFに入っています。
つまり、中盤の組み立ての中心を担っています。
そして、その前にはエデン・アザールとメルテンスを配置しトップにはもちろんルカクです。
つまり彼ら、攻撃に特化している選手へボールを供給するのがデブライネです。
そこを長谷部が抑えられるかがカギだと思います。
ルカクも相当ヤバいですが、吉田がプレミアで何度も接していると思うので、そこは経験値でカバーしてほしいです。
しかし厳しいのは間違いないので一回のチャンスをしっかりつかめるように辛抱強く守るのが大前提です。
キーマンに長谷部とデブライネをあげましたが、結構メルテンスにやられそうな気もしています。
万が一、0-0で後半にこえたら、あのアフロが来るでしょう。
アフロが襲来したらあとは根気との戦いです。
スポンサーリンク
ロシアW杯の他の振り返り
ドイツが史上初の予選敗退
初戦でメキシコに敗れて、大きく大会で注目されたドイツですが結果だけ見たら妥当でした。
やはり4年前と同じようなメンバーではそのまま劣化してしまっている部分もあったのでしょう。
ただし、スウェーデンのクロースのFKは強烈でしたね。
何より大舞台に強いミュラーが今回は輝けませんでした。
コスタリカは惜しかった
ブラジル戦でのコスタリカの戦術は見事でした。
そして、ナバスもさすがで安心してみていられる、間違いのない「守護神」であることが再確認できました。
この試合も結局ブラジルが勝利して、ネイマールが涙していましたがコスタリカが勝ってもおかしくない好ゲームでした。
クロアチアは1番強いのでは
私はクロアチアが大好きで、元々はトッテナム時代のモドリッチが好きで応援していましたが、今回はまさにモドリッチが中心に回っています。
やはり、バルサに所属するラキティッチとレアルの10番モドリッチ、この2人が完全に中盤を支配していますね。
支配しますが、モドリッチが決めたミドルのように、あのレベルのミドルを撃ってくるのはかなり脅威です。
また、献身的なCFマンジュキッチも健在で、ペリシッチもいます。
CBには吉田と同僚だったロブレンもいます。
今回は優勝できるのではないだろうかと思っています。