こんにちは。
私自身も自律神経失調症から来る抑うつ状態が続く日があります。
この「鬱」ですが、健全な精神や体のころでは考えられないほど生活に支障が出ています。
好きな事に前向きに取り組めなくなったり、人と会いたくなくなったり、朝が辛くて夕方まで動けないなど非常に辛い症状が多いです。
おそらくこの記事に辿り着いた人で、同じような人もいるかもしれません。
そんなメンタルブラックな状態ですが離島に行く事で私は改善しました。
しかしながら、症状が治まったというだけで治療の一環ではありません。
いわゆる「気分転換」をする事で落ち着いたという具合です。
ではなぜ離島をお勧めするのかをご紹介したいと思います。
精神的な病や気分障害など苦しくて行動できない事も多いかもしれません。
無理に動く必要は無くもし動けるようになったらぜひ一度行ってみて欲しいです。
私の経験でしかないのですが、それでは書いていきたいと思います。
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Contents
鬱状態で離島を勧める理由
見ている景色に他人はいない
まず自然あふれる離島の風景は美しく精神的に安らげる人も多いのではないでしょうか。
私個人の経験で書くと、病気になってからの自然な風景はより一層美しく感じるようになりました。
そして、鬱状態になっている人は他人とのコミュニケーションや顔を合わせることに億劫になっている人も多いはずです。
自然な風景に人間はいません。
対人関係がストレスになっている場合は、人に対するネガティブイメージが強いので外出も苦手になりがちです。
しかし、美しい風景には人間は必要ありません。
人のいない美しい景色を眺める事で心を休憩させる事が出来ます。
日陰でのんびりするのも島を探索するのも自由
都会で心を疲弊させてしまっている人は満員電車が酷く辛いものになっている事や、人の多さにいづらさを感じている人も多いです。
また、自然あふれる田舎でメンタル的に苦しい人もいると思います。
しかし、自然があっても興味が無ければ好きではない人もいるかもしれません。
離島に来て自然が美しいと思えば自然と探索して自然に行動意欲が出てきます。
また、思ったほど楽しくなくても離島ですので、知り合いや家族や会社の人間などと海で物理的に壁を作っています。
そして、離島は基本的にリゾート地でもあるので人の目を気にせずのんびり過ごせます。
自然のど真ん中ゴロゴロしたりも出来ます。
田舎にいてもこういった自然の中で堂々と自由に過ごすことは少ないと思います。
離島は心理的にも「知っている人は誰もいない」と安心して好きなように行動が出来るのは素晴らしいと思いました。
自然と運動する
私にも言えますが、動けないほど症状が悪化すると土日はずっとゴロゴロしていたり寝ていたりするので運動不足になります。
無理に運動するのも良くはないのですが、土日ずっと寝ている生活を続けると筋肉の衰えや体力の低下が発生します。
そうすると、平日仕事をすると疲労が抜けにくくなり、さらに疲れやすい体になっていきます。
離島に行ってまずやってみたいと思うのは島を一周する事です。
島に来たからこそ、なんとなく「一周してみようかな」と思うと思います。
そうすると自然と運動する事になります。
そして一周したころにはすごく疲れているでしょう。
しかし自然の景色を見ながらの疲労感は充実した運動になる事が多いと思います。
離島を一周する事を目標に景色を眺める事で、自然の癒し効果と一周した達成感を感じる事が出来ると思います。
もし外出が嫌で仕方なくとも、意外と来てみると自然と運動する事が出来たりします。
物理的な距離が安心感になる
やはり離島は海に囲われているため、海外でなくとも気持ち的に日常生活から離れた気分になります。
陸で繋がっているよりも海で隔たりがあるので、より一層「遠くに来た」と感じると思います。
また、海に囲まれているのが何となくの安心感をもたらします。
人間はストレスになる環境などから遠ざかる時に一番安心感を得ると思っています。
なので、離島の美しい景色もそうですが単純に物理的に離れるだけで得られる安心感もあったりします。
海外などでは別の不安を感じる人もいると思うので、国内の離島だけでも良いかなと思います。
現実世界や社会に対して心から「逃げたい」と思っている人には離島はベストな逃げ場所だと思います。
自律神経が整った
出来れば離島に行って泊まれるなら泊まる事をお勧めしたいです。
私が離島に行って毎回感じるのですが、風景を見たいがために早寝早起きが自然に出来る事です。
早朝の海や空や山、夕暮れの景色など気候や天気、時間でたくさんビジョンがが変わります。
普段は朝は死ぬほど辛く倦怠感に満ちていますが離島では朝の景色が見たくて自然と早起きして動けるようになってました。
離島にいる間しか自律神経が整わないのは、自然の恩恵と言えます。
逆にストレスを意識的にも無意識的にも感じている環境では自律神経は乱れてしまいます。
一時の回復でしかないと思いますが、それでも心から楽しめる環境に身を置くのは大切です。
離島の自然に囲まれた環境で時間に従って行動すると本来持っていたリズムが出てきたりします。
鬱という精神的な病や状態は非常に難しい問題ですが、少しでもそういった状態にならない環境があればそこに身を委ねましょう。
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最後に
個人的な経験と価値観でご紹介してみました。
万人に効果があるとはもちろん思っていません。
私は少なくとも心が癒されて離島にいる間は幸せだと感じました。
普段は他人の目や行動が気になってしまい塞ぎ込みがちでしたが、離島に行くときは前向きで楽しみになりました。
やはり海や草木のような自然があるのは人間が生活するのに必要な風景だと思いました。
大昔はずっとそうやって生きてきたのですから。
もし心が辛くてどうしようもない時の選択肢として「離島へ逃げる」というのを候補に入れてもらえたら嬉しいです。
私は移住しようか検討したいと思いますw