こんにちは。
年度末になると仕事が忙しくなる人も多いと思います。
年度末に限らず月末月初や繁忙期には仕事量が増えて、イライラしてしまう事も多々あると思います。
それ自体は人間ですので仕方のない事です。
そりゃ誰だって早く帰りたいですからね。
でも早く帰りたくない人もいるのは今回放っておきます。
今回ですが、タイトルの通りで忙しくなるとやけに「攻撃的」になる人がいます。
普段は普通なのに、急に態度や機嫌が変わる人もいますよね。
忙しいと自制心が働かない事や我慢しきれずに態度に出してしまうなど様々な動機があると思います。
ですが、個人的には人前で感情的になったり攻撃的になる事はしないようにしています。
理由は簡単で、相手にストレスを与えてしまう事があるからです。
そこで、忙しい人が攻撃的になる理由を書いていきたいと思います。
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Contents
忙しいと攻撃的になる理由
自分の事で精一杯
相手にどんな理由があろうと、自分に必死な人は話しかけられるだけで「不愉快」と感じる事が多いです。
忙しく集中しているので、目の前の事をこなすことで精一杯なので他人の話は邪魔でしかないからです。
自分の目の前のタスク以外が、全て不愉快と言っても良いかもしれません。
そのため心に余裕がないので相手に気を遣う事が出来ません。
また、他人のせいで自分の仕事に支障が出ていると尚攻撃的になりやすいでしょう。
責任転嫁しているわけではないのですが、自分の仕事が終わるまでは他人に協力する事もなければ触れようものなら攻撃されます。
意識的に怒りやイライラを抑えれるようなメンタリティのある人でないと攻撃的になってしまいます。
忙しい事を武器にする
攻撃的な人で「忙しいので!!」と強く言葉にする人もいます。
それは事実ですが、「忙しい」からたとえ小さな仕事であっても「忙しい」を武器にして自分を守ろうとします。
「忙しい」を理由にする人は「仕事が出来ない」と捉える人もいますが、必ずしもそうではありません。
優秀な人は「忙しい」を武器にしないだけです。
しかしながら、「忙しいを武器」にする人はそれを理由に無関係に他者を攻撃します。
直接的に関係のない事であっても「この忙しい時期に」と言葉にする事もあります。
それは忙しさの苛立ちを昇華するために、言ってしまえば揚げ足を取るように「忙しいのに」を使います。
面倒ごとや小さな事であっても受け付けるキャパシティが無いので攻撃して遠ざけているだけです。
先回りして攻撃して遠ざける人もいれば、ある時間に突然口に出す人もいます。
「話しかけないでほしい」というのも同様の心理ですね。
思いやりがない
「忙しい」を理由に、感情的になって攻撃するのは思いやりがありません。
確かに、手が離せなくて集中している時は壁を作る事があります。
それは私も同じですし、今まで一緒に仕事をしてきた優秀な人も同じです。
しかし、そのような人たちは抱えているタスクを終えるとフォローしてくれます。
少し怒ってしまった自覚のある人は「先ほどは申し訳ない」といった事も言ってくれるため、「それほど大変な時に声をかけてしまってこちらが申し訳ない」というような印象も受けるでしょう。
これが思いやりであり、良好な関係です。
しかし、思いやりのない人は「忙しい」時期が過ぎても他人に甘えます。
思いやりが無いので、自分以外の人が困っている事に気を使いません。
むしろ、「忙しい」姿を一度見せた事で甘えています。
そもそも、本当の意味での「思いやり」があれば感情的に一方的に怒る事も相手に感情をぶつける事もしません。
「忙しい」からといって、自分の不快感を相手に突きつけるのは思いやりがなく、信頼を失墜させる行為でしょう。
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攻撃的にならない方が良い
攻撃する理由が無い
他人を攻撃するのに、理由は様々ありますが仕事で「忙しい」時に攻撃する理由はありません。
確かに忙しい時に誰かのミスや勘違いで余計な仕事が増えてしまう事もあるかもしれません。
しかし、だからこそ冷静になるべきではないでしょうか。
そのような問題に直面した時はスピーディーに対応しやすい方が良いですよね。
では激昂して相手を攻撃するとどうでしょうか。
相手は攻撃される事に委縮して、自分で何とか出来ないかなどを先に考えてしまうようになります。
考える時間よりもトラブル時はエスカレーションが早い方が良いです。
攻撃してしまう事でコミュニケーションの障害になります。
自分が忙しくなり他人を遠ざけた結果、さらに仕事が回りにくい環境になってしまいます。
「忙しい」を怒りとして相手にストレートにぶつけても良い事なんて一つもありません。
例え気難しい上司であっても実は、「忙しいけど話は聞く」と言ってくれる人はある程度寛容な人であったりします。
本当に「忙しくて」断ってよい事か理解しているか
今目の前の仕事で必死になり、「忙しい」と相手を遠ざけてしまった場合、何も話を聞かずに遠ざける事で後から問題になる事もあります。
確かに聞く余裕もない状況であれば良いですが、少なくともあとからでも聞きに行くべきです。
それをしないと別の問題が発生して、さらに事態を悪化させる事もあります。
「忙しい」と断れたので諦めるしかない状況があった場合に問題視されるのでは断った人です。
断るなとも言いませんし、後から聞くべきと書いたように「忙しい」で突っぱねてそれっきりでなければ全然違うでしょう。
しかし、本当に簡単な依頼を1つ聞かないだけで支障をきたすこともあります。
優秀な人ほど忙しい時に見落としがないか考えています。
マルチタスク出来る人であれば同時にこなすことが出来ることもあります。
しかし、優秀な人ほど忙しくても抜け目のない仕事スタイルになるので、逆に特定の時期や期間だけ「攻撃的になる」のは自分に必死で他人の事を考えていない社員というイメージを持たれてしまうかもしれません。
嫌われる
攻撃的な人は敬遠されやすいですが、「忙しい」を理由にするとさらに嫌われやすいと思います。
そもそも無駄な話をするために、何かを依頼する訳でもないので、「忙しい」で断られていても相手にとっては「これも仕事なのに」と思う人もいます。
忙しく自分が対応できないのであれば、代わりの人を紹介するなど、出来る人はもっとうまいやり方をします。
「忙しい」を理由にして攻撃する人は残念ながら仕事が出来ない人です。
先ほども書きましたが、「忙しい」時は実際にありますし、それで仕事が出来ない人だとは言いません。
しかし、感情を抑えて冷静に対応できない事が原因です。
むしろ、自分に必死過ぎて他人を攻撃し遠ざけないと自分の仕事が終わらない証です。
また、攻撃的になるのは感情的になっている証なので自己中心や無神経な人の振る舞いに映ります。
このように攻撃的な一面を見ると「話すのが嫌だ」と思われるのは当然で、それは嫌われていると言えます。
これでグチグチ「あの人が○○」など言い続けているようであれば救いようがありません。
皆、仕事だからやっているのであって悪気もないのです。
一方的に怒るのは嫌われて当然の振る舞いです。
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最後に
仕事で「忙しい」時に攻撃になる人について書いてきました。
おそらくですが、この手のタイプの人は普段から怒りやすいところがあると思います。
ついキツイ言葉を発したり棘のある事をストレートに伝える事もあると思います。
逆に全くと言ってよいほど怒らない人もいます。
しかし、優秀な人に共通して言えるのは、怒る事があっても「感情的な言葉で責めない」です。
「忙しい」を理由に攻撃的にならないように、忙しい時ほど冷静な自分をどこかに置いておく必要があります。