こんにちは。
仕事においての雑用について書きたいと思います。
雑用に関しては、私はどちらかと否定的であり、以前もこんな記事を書きました。
雑用を押し付けられている私が雑用係を嫌に感じる理由と退職原因になる事を書いています。
しかし、雑用に関しては多くの意見があるようですね。
- 仕事に雑用はない。必要な仕事である
- 信頼されるだけの能力がないから雑用が多い
- 新人や若手は率先して雑用をすると成長する
どれも私の価値観とは違っていて、全てが正解なのだと思います。
なぜならその人にとってはそれが真実だからです。
否定する理由もありませんし、先ほどの記事にも書いていますが、私のスタンスは「私の価値観では意味がないから退職する」だけであって「雑用を押し付けるな」と言いたいわけではありません。
価値観が同じ人であればお願いすれば良いでしょうし、私のように違う価値観の人は去っていくだけの事です。
これも色々な記事で書きますが、「価値観を押し付ける」事だけは絶対にしないで下さい。
早く止めて欲しいと思う相手には押し付ければ良い効果があるでしょう。
では今回は、自分と違った「雑用」に関する価値観を自分に当てはめていきたいと思います。
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他の価値観を当てはめてみる
全て必要な仕事か
残念ながら、お菓子を配ったり荷物運びを積極的にするのが必要な仕事だとは思いません。
誰がやっても同じですし、そもそもやらなくてよい事だってあります。
全員がお土産を買ってくるわけでもなければ、お菓子を配っても会社の利益になりません。
利益にならないから仕事ではないと言いませんが、私はお菓子を配る事を仕事だとは思っていません。
仕事だと思ったらなんて楽な仕事でしょうか。
知識も技術もノウハウもいりません。
そして、どんな会社でも通用します。
また、掃除なども自分の席は仕事をしやすいようにします。
ですが、他の人の席や場所をわざわざ掃除する必要はないと思います。
実際、誰かの代わりに気を使って掃除して「ありがとう」と言われても、感謝されることはあってもそれを仕事だとは思いません。
やらなくても仕事は出来るからです。
荷物運びだって必要な人がやれば良いだけで、やらなくて良いならやりません。
わざわざやる必要のない人に無理にやらせても、それは本人にとって不要な作業です。
「無駄」な時間ですし、どう考えても本業に無関係な「雑用」です。
飲み会の幹事だって、そもそも飲み会しなければいらないですし、歳下が気を使うだけの飲み会なんて要りません。
という事で、私にとってはやはりやる必要のない事は「やる必要のない事」でありますね。
仕事において信頼されていない
そもそも中途採用で入社しているのに対して、信頼されていないのはある意味当然とも言えます。
実際に働いてみないとその人の能力が分からないのは、会社に入ってみないとその会社がどんな会社か分からないのと同じです。
しかし、中途採用にも2パターンあります。
- 即戦力を前提とした採用
- ポテンシャルを考慮した採用
大きくこの2つになります。
私の場合は、その両方ないし前者が強いと思います。
求人内容に大して、それまでの経歴と経験で言えば8割くらい満たした上で採用されています。
また私も確実に内定を貰える自信があり給与交渉もして入社しています。
給与交渉は基本的には中途採用では必ずしますが、ポテンシャル採用で年収500万以上は多くは無いと思います。
具体的な金額は明かしませんが、希望年収+50万くらいで内定を得て働いています。
つまり、即戦力の方が前提としての方が強いです。
正直、決して安い金額ではないので、もしポテンシャル採用でその金額であれば驚きです。
新卒社員とか、可哀想になってしまうような金額ですね。
同じポテンシャルを基準に採用したのに数百万も年収が違うのは不公平ですから。
という事で、即戦力を前提にするとスキルがある前提になるので「信頼がない」のであれば採用そのものを考え直すべきでしょう。
IT業界のエンジニアとして、大型プロジェクトで設計構築業務に従事した経験もあれば上位の資格も保有しています。
なぜ経験値を活かす仕事を優先させないのでしょうか。
自惚れでも何でもなく、即戦力を前提に採用しておきながら、戦力として使用しないって矛盾していないでしょうか。
やはりこれも私の価値観には当てはまりません。
雑用による成長
ないです。
一切ないです。
むしろ、技術職にとっては技術的な知識を養う時間を奪われる時間でしかありません。
この考え方は絶対的に変えられません。
おそらく私のような20代や若手や新人に対して以下のように思う人もいると思います。
- 気の利かないやつ
- 冷たい人
- ゆとり
- 仕事を舐めている
そう思われても考え方は変えません。
なぜなら気の使える普通の社員より、特別な技術スキルがある人の方が生き残れる世界だからです。
コミュニケーション能力はある方がもちろん良いですが、職業上、肝心な技術力がないと出来る仕事も給料も変わってしまうからです。
雑用をして得をするのは会社員として生き残っていこうと思っている人だけです。
私は社会人である前に、技術者であると思っています。
会社にいなくても技術的な作業をしていますし、会社に行っても技術的な作業をしています。
正直、あまりどこの誰であるとか関係です。
という事で、私は雑用する時間があれば技術的な仕事をしたい気持ちは変えられません。
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最後に
自分と違う意見について、自分に当てはめて考えてみました。
エンジニアという仕事の特殊性ゆえの価値観であると思います。
雑用を断って嫌われたとしても、私は良い技術者でいる方が優先です。
確かに気を遣う事や積極的に協力するのは良い事で、一切やらない訳ではありません。
あくまで、仕事上のストレスを排除するためです。
雑用を断られてブチギレるような短気な人が近くにいれば断る方がストレスになってしまいますからね。
反対意見も多いと思いますが、私は私の価値観を持っているだけなので、私が去っていくように私のような人がいれば無理やり価値観を押し付けて退職させてしまえば良いのではないでしょうか。