みなさんの会社では残業はどのくらいあるでしょうか。
私の会社では月15時間~40時間あります。
残業は若手のうちは結構お小遣い稼ぎ感覚でやっていたり、人によっては生活のために残業をしています。
おそらく本当に必要な残業をしている人って50%くらいしかいないのではないでしょうか。
もしかしたらもっと少ないかもしれません。
私は自社の中堅社員を心の中で批判していますが、その理由の一つが残業です。
働き方改革にも物申したいのですが、その前に無駄な残業に物申したい。
少なくとも私は残業20時間でもキツいです。
それは以前、大型のプロジェクトで3ヶ月連続で残業70時間を超えた経験があるからです。
経験というか、体の弱い私は病気になりました。
必要な残業は私もしますが、生活残業なんて絶対しません。
早く帰ってこういったブログなどを書いていたいです。
今回は残業が無駄だと思う理由と、タイトルで煽っている通り無駄に残業して欲しくない理由について書いていきます。
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Contents
残業が無駄だと思う理由
無駄な会議や打ち合わせの産物
そもそもなぜ残業が発生するのかという事です。
私もたまにありますが、1日のスケジュールが打ち合わせや会議、ミーティングまみれになってしまい日常の運用作業が出来ない事があります。
定時間近になってようやくゆっくり出来るわけです。
この場合は、無駄な会議やミーティングが悪いのですけれど。
無駄な予定のおかげで無駄に残業する必要があります。
わざわざ顔を合わせる必要のない、何も決まらないミーティングのせいで残業が増えてしまいます。
一定数、打ち合わせ大好き人間っていますよね。
これってそもそも、無駄に他人の工数を奪わなければ初めから残業しなくてよいわけです。
もちろん、主催者に「私は必須じゃないなら他の作業あるので外したい」という事もあります。
まぁこういう事をしていると、自然と仕事を振られなくなって丁度良い感じにはなるんですけれど。
無駄が無駄を生産しているだけの悪循環の代表例が残業だと思います。
もちろん、本当にお客さんが困っていて呼ばれたり、トラブル対応で遅くなることもあります。
そういった残業は仕方ないです。
ですが、省ける無駄も多くありますし、それを改善するだけで残業は減ると思います。
社員が残業するのは給料が少ないから
時間って不可逆なので一度使うと二度と取り戻せません。
昨日を書き換える事ややり直すことって出来ないのは当たり前なのです。
では残業するという事はどういう事でしょうか。
貴重な時間を仕事に拘束されるという事です。
家庭がある人であれば、もっと家族との時間を増やす方が良いのではないでしょうか。
別に関係ないって家庭も多いと思いますが、私に子供がいたら早く帰ってお世話をしたいです。
私のような人からすると会社の仕事に余計な時間を奪われるのが苦痛です。
そもそも社員が残業する理由の上位がお小遣い目的です。
そんな事ないという人もいるでしょうが、少なくとも私の会社の中堅以上の無能社員はそうです。
だって飲み会がある時は早く退社しているじゃないですか。
本当にその日やらなければいけない仕事であれば、飲み会には行けませんよね?
飲み会には都合よく参加出来るのに、飲み会が無い日はなんで2時間も3時間も残業しているんですか?
つまり意識的に残業していて必要な残業は少ないと思われて当然です。
これの原因は給料が安いからでしょうね。
たくさん貯金したりお小遣いが欲しいから残業で稼いでいるのでしょう。
最初から給料に満足していたらそんな事しないので完全に無駄です。
見込み残業で基本給を5円アップさせた方が良いのではないでしょうか。
でないと毎月40時間も残業して8万以上残業代を払わなければいけない社員が多いと思います。
まとめると、給料を上げずに残業代を支払う事でお金だけではなく時間を無駄に消耗していると感じている事です。
会社のために生きているわけじゃない
これは本当に嘘偽りなく本音です。
日本の会社は馬鹿な会社が多いので社員を所有物のように扱っています。
何度も批判しますが、朝9時に会社にいないといけないとか、オフィスに座っている事に重みを置きすぎです。
仕事をするために人間は存在するわけではありません。
残業なんてしたくないです。
自分の時間をしっかり持ちたいです。
人生を豊かにするに残業は不要なのです。
先ほども書きましたが、残業代で生活している人がいる時点で終わっています。
普通に考えてください。
残業代が無いと生活できない人って、会社員としては成り立っていないと思いませんか?
就業規則に定められた勤務時間で生活費が払えないのですよ?
どうあがいてもイカれてます。
働き方改革に最も言いたいのは基本給を数万上げないと残業出来ない人が死ぬのです。
会社のために生きているわけではなくても会社に生かされている人生では一生社畜です。
社会人になって仕事ばかりの人生が正しいとは思えません。
人生において仕事のために無駄が発生していて、その一つに残業があると思います。
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仕事がないなら素直に帰るべき
中堅社員が会社に居座る害悪
中堅以上の30代から50代の社員がたくさん残業する事にはデメリットしかありません。
一般的な良心で言わせてもらえれば、若手社員が帰りにくいからです。
堂々と定時で帰れる人もいれば、他の先輩社員が居残りしているのに気が引けて帰れない人も多いです。
残業を文化にしているのはそういった先輩社員が帰らないからです。
残業代を稼いでいるのか、本当にその時やらなければいけない仕事をしているかは正直本人や上長しか分かりません。
そもそも、部署全体が忙しいのであれば人によって差が出るケースは少ないはずです。
確かに、優秀な人や属人化している場合は特定の人だけに仕事が集中する事でこういった事態を招くかもしれません。
若手だけが先に帰る会社は仕事の割り振りがおかしいです。
同じような事を書いているかもしれませんが、良い歳したおっさんにばかり仕事を振る事も良い事ではないですし、若手にこそある程度責任感のある仕事を任せて、中堅以上の社員が支援していかないと会社として将来が危ういと思います。
それを如実に表すのが経営状況だと思います。
このような中堅以上の社員が多い会社で赤字は最悪です。
そもそも、残業時給が高くなっている中堅社員に毎月30時間も40時間も残業代を出すことが経費の無駄です。
同じ作業をするのであれば、例え同じ残業時給でも若手社員の方が良いです。
単純に先が長い人間に仕事を任せた方が将来のためになるからです。
そういった社員に多額の残業を払っているのに成果が伴っていなければ赤字になって当然です。
残業が多くても成果が上がっていて黒字であったり売り上げを伸ばしていれば正しい残業でしょう。
しかし、売り上げが下がっているのにも関わらず残業時間が減らないのは、よほどトラブルを抱えているか社員の意識の問題です。
属人化が好きなのは愚か
属人化する事で、特定の仕事を特定の人間しか対処できない事で残業が発生する事もあります。
それは当然の事で、その人が18時まで打ち合わせがあった時に、何か作業してもらうにはそれ以降の時間しかありません。
属人化して仕事をしている人にいつも思うのが、それを嫌そうに思っていない所です。
自分にしか出来ない仕事という響きに酔っているだけだと思います。
属人化すると、否応なしに他の人は頼るしかありません。
また、自分で仕事をコントロールしたり決定権がある事で優越感や仕事のしやすさに結びついているでしょう。
しかし、良い大人になってそんなものに浸っているのって社会人としてどうでしょうか。
普通の事を言ってしまいますが、自分がいなくても仕事が回る方が、自分の工数が減ります。
自分の仕事を任せられる人がいた方が、休みも取りやすいです。
また、新しい人がやってきてもマニュアルなどが整備されていれば誰でも対応できるので仕事の回転率も速くなります。
つまり、基本的に属人化は弊害が多いです。
同じチームや部署の人が、出来るだけスキルが平均化されていて業務が標準化されている現場の方が仕事のスピードが速く成果に直結しやすいです。
ビジネスにおいて、ワンテンポ遅れる事で悪い事に直結してしまう可能性があります。
簡単に言えば、何事も遅いより早い方が良いのです。
属人化しているせいで、その特定の人間がいない事でその人の応答を待つ時間というのは不利益でしかありません。
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最後に
残業が無駄である事について書いてきました。
途中で述べましたが、残業自体が悪いわけではなく無駄に残業する事が悪です。
また中堅以上の社員の残業については、まぎれもなく私の本音です。
感情論で話すと、「なんでそんなに帰りたくないのかな」と思っています。
そもそも、良い年齢になってきて30時間も40時間も残業して疲れないのでしょうか。
40代の社員より毎日若手社員の方が早く帰宅する現場ってやばいと思います。
役職のある人は時期的に忙しい時もありますが、平社員が年中無休でずっと残業しているのには違和感です。
経営的に見ても残業時給が高い人間に無駄に残業させるのは決して良くないです。
精神面で見ても若手の仕事に対する意識について悪影響だと思います。
そして、それでもって赤字なら若い人間が退職して当然です。
せめて正しい残業をするようにしたいですね。