アトピーが顔に出ている時は様々な辛い事があります。
一番気になるのはやはり人目です。
顔はどうしても露出しないといけないので、中々隠せる部分ではありません。
そして、学校や会社にも行かなければ行けないので、荒れている肌を他人に見られるのは精神的に大きな苦痛です。
そこで今回は、アトピーが顔に出ている時の過ごし方について書いていきたいと思います。
気分的には誰にも会いたくないのですが、私の場合は仕事があるのでそうもいられません。
また今回書きたいのは、平日に会社や学校に行きながら治す方法です。
症状が酷い時だと、夜だけの対処では中々治りません。
そこで私が実践して効果のあった方法について紹介したいと思います。
ただし、アトピーが傷になって黄色ブドウ球菌などに感染して汁が出ているような人は早めに病院にいき抗生物質を処方してもらいましょう。
感染症にかかっている場合はステロイドでは治りません。
基本的に自分自身に見合った治療をしていく事が大切だと思うので、もし出来そうなら参考にして貰えたらと思います。
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Contents
朝の対象方法
まず、朝は出来るだけ余裕をもって起きましょう。
私は外出する1時間前には起きます。
そして、アトピーが酷い時はまずささっと顔を洗ってからステロイドを塗ります。
顔なので副作用がなるべく出ないようにロコイドなどを使用しています。
ここでポイントなのがステロイドの大半が30分から1時間で肌に吸収されるという事です。
塗り薬はやはりベタベタするので、あまり外出前には使用したくありませんよね。
しかし、1時間や1時間半前に塗っておいて、30分以上経過したタイミングで洗い流しても良いのです。
私は毎朝シャワーを浴びて出社しているのでステロイドの油分はシャワーで流しています。
ティッシュなどで油分を取るのも良いですが、油分って中々落ちにくく擦ってしまって傷が出来ると今度は黄色ブドウ球菌などに感染しやすくなります。
シャワーを顔に当てるのも良くないので、どちらかと言えば髪からお湯を顔の表面に流してあげます。
すぐ止めてしまうと結構油分が残るのですが、それでもかなりマシになります。
シャワーで流した後に顔を触ると残った油分でしっとりした肌質になっています。
多少ベタベタしていても、その後に保湿剤を塗るとだいたい違和感がなくなります。
そもそも、油分でベタベタな状態は空気中のごみなどが付着するので外出するのには良くないです。
なのでアトピーの症状が出ている朝は炎症を抑えるためにステロイドを吸収させてから洗い流すのが最適だと思っています。
酷い状態の顔を見られるのも嫌ですが、早く治すのも大切です。
私は顔の症状が酷く、プロトピックが使えなくてステロイドを使用する場合はこの方法を使っています。
体に関しては見えない部分が大半なのでまだ塗り薬は使いやすいですが、顔というデリケートな部分だからこそきちんと症状を抑えていく事が大切だと思います。
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外出時のマスクは必須
顔のアトピーを治療している時は、マスクをして外出しましょう。
都会に住んでいるのであれば尚更です。
もちろん、顔を隠すのも心理的にストレスを軽減させるのに有効です。
仕事中はマスクを付けられない人もいると思いますが、通勤電車などでは絶対つけるようにしましょう。
人がたくさんいるという事は様々な菌があることと、埃などが舞っている状況です。
出来るだけステロイドで免疫が低下した肌にそういった不純物が付着しないようにする事が大切です。
夏場であろうと私は顔のアトピーが酷い時はマスクを着用します。
それだけ守ってあげる必要があると思っています。
アトピーの人はアレルギー体質なので、ハウスダストなどでアレルギーを起こしやすいです。
なので、外出時のマスクや自宅に空気清浄機を置くなどしっかり対策していく事で事前が症状を抑える事が出来ます。
朝起きて外出するときは出来るだけマスクをすることをおすすめします。
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最後に
アトピーが酷い時の朝の対処について書いてきました。
アトピーの症状が顔に出ていて、その症状が酷ければ酷いほど本当にストレスです。
ましてや、普通の人の何倍もケアをしないと同じような綺麗な肌を保てません。
根本的な治療には脱ステロイドや脱保湿などがありますが、やはり普通に生活しながらでは中々難しいです。
人前に出ない職種であったり働いたり学校に行かなくてよいのであれば専念出来ます。
しかし、大半の人はそうではないと思うので、朝やなど短い時間で対処していく必要があります。
万人に共通する治療方法は無いと思うので自分に合った治し方を見つけていければと思います。